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三
「あら、先客かいな。こら、すんまへん」
一つ頭を下げた破近、奥の襖を開き、隣の部屋へと入っていった。
「お、ここは誰もおらんわ!」
喜助が、中央にある囲炉裏を見ながら
「早く着物を乾かしたいんだけど、火をつけるものが」
その目の前に、破近が
「ほれ!」
「それって?」
「マッチ言うねん。便利やで!」
早速それを擦って、草に火をつけた破近
「これを薪に移してっと」
徐々に赤くなってきた囲炉裏を見ている喜助
「す、すごい!」
「あら、先客かいな。こら、すんまへん」
一つ頭を下げた破近、奥の襖を開き、隣の部屋へと入っていった。
「お、ここは誰もおらんわ!」
喜助が、中央にある囲炉裏を見ながら
「早く着物を乾かしたいんだけど、火をつけるものが」
その目の前に、破近が
「ほれ!」
「それって?」
「マッチ言うねん。便利やで!」
早速それを擦って、草に火をつけた破近
「これを薪に移してっと」
徐々に赤くなってきた囲炉裏を見ている喜助
「す、すごい!」
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