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七
「がめらの術って何やねん?」
これには種子の方が
「口から火を吹いて相手を焼き焦がすんですが。兄さん、吹く前にやられちゃって」
「そ、そうなんや」
そこで破近が親分に目やり
「朝ちゃん。どないするん?」
「お願いしますう! 親分さん!」
やがて
「わかった。だがな、一つだけ守ってくれ」
そう言った親分、蕾に顔を近づけ
「くれぐれも無茶をするでないぞ」
蕾が頷くのを見た破近
「ほな、ちょっと待っときな。すぐ戻ってくるさかい」
「がめらの術って何やねん?」
これには種子の方が
「口から火を吹いて相手を焼き焦がすんですが。兄さん、吹く前にやられちゃって」
「そ、そうなんや」
そこで破近が親分に目やり
「朝ちゃん。どないするん?」
「お願いしますう! 親分さん!」
やがて
「わかった。だがな、一つだけ守ってくれ」
そう言った親分、蕾に顔を近づけ
「くれぐれも無茶をするでないぞ」
蕾が頷くのを見た破近
「ほな、ちょっと待っときな。すぐ戻ってくるさかい」
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