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二
気落ちした破近、一人寂しく川を見下ろしている。
そして、そこに映った己の顔を見て
「似合うと思うんやけどなあ」
落ち込んでいるこんな時にこそ、『てーへんだ!』の一声で救われるのだが
「あの野郎、肝心な時に来よらんし……ま、家に戻って一休みでもすっか」
家でふて寝している破近。
突然
「朝から自宅にいらっしゃるとは珍しいですな」
「誰やねん? 人が寝てる時に」
訪問客へ、不機嫌そうに目をやる彼
「あら、朝ちゃんやんか!」
気落ちした破近、一人寂しく川を見下ろしている。
そして、そこに映った己の顔を見て
「似合うと思うんやけどなあ」
落ち込んでいるこんな時にこそ、『てーへんだ!』の一声で救われるのだが
「あの野郎、肝心な時に来よらんし……ま、家に戻って一休みでもすっか」
家でふて寝している破近。
突然
「朝から自宅にいらっしゃるとは珍しいですな」
「誰やねん? 人が寝てる時に」
訪問客へ、不機嫌そうに目をやる彼
「あら、朝ちゃんやんか!」
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