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七十六

「くっ」


 顔を歪めた男に目をやった木俣様


「おまえは、因幡藩に仕える忍びの者だな?」


「……」


 黙りこくる相手の変わりに、主人の方を向き


「よくぞ鼬の正体に気づいたものだな?」


 すでに腹を決めた風の相手が


「伊達にこの店を構えてはおりませぬ。それくらいの情報など、すぐに耳まで届くものでして」


「ほう、ここは因幡藩の触覚の役目をしているのか……それにしても」

 そう言いながら、天井を見回す木俣様


「世は情報合戦よのお!」


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