表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
396/1037

六十一

「因幡屋のお宝が盗まれたのまではわかった。して、その悪事の証拠は、何か残されていたか?」


 肝心な点である。だが


「いや、何にもありまへん」

 首を振った破近、続けて


「ま、強いて言えば、一人、毒で殺されたくらいで」


「ん? 殺されたとな?」


「ええ、義三郎っちゅう若もんですが」


 ここで起こった沈黙の意味がわからぬ破近。

 やがて、そんな彼に木俣様が


「や、やはり」


「やはりって?」


「鼬小僧……その真の名は、伊賀の三郎丸だ」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ