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四十五
「しかし」
目を開いた明智様、破近一派に目をやり
「貴方らは、誰も座敷の中には入っていないと言い張る」
これに喜助が
「その通りですよ」
このあと再び目を閉じてしまった明智様。
ようやく
「やっぱりね、死体が出てきて混乱した例の時刻に、誰かが座敷に忍び込んだんだよ」
「いや、ですから……」
「喜助とやら、最後までお聞き。で、侵入者は鈴木殿一派の誰かに化けたんだよ」
明智様、その目を破近に向け
「これが、私の結論なんだ」
「しかし」
目を開いた明智様、破近一派に目をやり
「貴方らは、誰も座敷の中には入っていないと言い張る」
これに喜助が
「その通りですよ」
このあと再び目を閉じてしまった明智様。
ようやく
「やっぱりね、死体が出てきて混乱した例の時刻に、誰かが座敷に忍び込んだんだよ」
「いや、ですから……」
「喜助とやら、最後までお聞き。で、侵入者は鈴木殿一派の誰かに化けたんだよ」
明智様、その目を破近に向け
「これが、私の結論なんだ」
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