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十七
この時、またもや親分が
「何と?」
ここで、破近が周りを見ながら
「ほな、誰か壷の中の百両って確認したん?」
これに、即座に反論してきたのは主人だ。
「それは、この伍平が……ん? ま、まさか?」
「その、まさかちゃうん?」
そう言いながら、破近が番頭に目をやり
「なな、端から中身は石ころやったんちゃうの?」
相手は、すっかり顔色を失っている。
だが、なおも主人が
「でも旦那。こいつは私と一緒に、ずっとここにいましたが?」
この時、またもや親分が
「何と?」
ここで、破近が周りを見ながら
「ほな、誰か壷の中の百両って確認したん?」
これに、即座に反論してきたのは主人だ。
「それは、この伍平が……ん? ま、まさか?」
「その、まさかちゃうん?」
そう言いながら、破近が番頭に目をやり
「なな、端から中身は石ころやったんちゃうの?」
相手は、すっかり顔色を失っている。
だが、なおも主人が
「でも旦那。こいつは私と一緒に、ずっとここにいましたが?」
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