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三十九
だが、これにスンナリいかないのが菖蒲殿だ。
「明智様。今更調べたところで、もはや『猿のケツ』は、この家の外に持ち出されているかと」
これにはカチンときた破近
「それって、わいが持ち出したっちゅう事なんか?」
「いえ、私は何も鈴木殿だとは言っておりませぬが?」
「わいしかおらんやんか、外に出かけたんは」
これに、相手が笑って
「じゃあ、貴殿でしょう」
「何やて?」
ここで明智様が
「喧嘩はやめてね! とにかく集合ですよ」
だが、これにスンナリいかないのが菖蒲殿だ。
「明智様。今更調べたところで、もはや『猿のケツ』は、この家の外に持ち出されているかと」
これにはカチンときた破近
「それって、わいが持ち出したっちゅう事なんか?」
「いえ、私は何も鈴木殿だとは言っておりませぬが?」
「わいしかおらんやんか、外に出かけたんは」
これに、相手が笑って
「じゃあ、貴殿でしょう」
「何やて?」
ここで明智様が
「喧嘩はやめてね! とにかく集合ですよ」
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