364/1037
二十九
「んもう! 先に一人で食うさかい」
「ご、ごめんね」
頭を掻いてる明智様に代わって、破近が
「ほな、朝ちゃん。猿公を番屋までひとっ走りさせて、人手を連れてこさせてくれや」
「へい。では早速」
これに主人が
「そ、そんな事をされては警備の方が手薄に」
これを聞いた破近、相手をギロリと睨みつけ
「阿呆抜かせ! まずは猿より人間やろが!」
その場に一人残った破近、懐から虫眼鏡を取り出しながら
「何で、こいつが殺されたんやろ?」
「んもう! 先に一人で食うさかい」
「ご、ごめんね」
頭を掻いてる明智様に代わって、破近が
「ほな、朝ちゃん。猿公を番屋までひとっ走りさせて、人手を連れてこさせてくれや」
「へい。では早速」
これに主人が
「そ、そんな事をされては警備の方が手薄に」
これを聞いた破近、相手をギロリと睨みつけ
「阿呆抜かせ! まずは猿より人間やろが!」
その場に一人残った破近、懐から虫眼鏡を取り出しながら
「何で、こいつが殺されたんやろ?」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。