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三
早速同心全員が集められた、ここ奉行所内の明智様の部屋。
送られてきた問題の文を前にして
「ということで、因幡屋の『猿のケツ』という紅玉が狙われてるんだ」
「紅玉って、何でっか?」
「鈴木殿ね……えっと、これくらいの大きさでね、まっかっかでね、すごく綺麗でね」
「ああ、ルビーのことかいな」
「で、それはいつのことでしょう?」
これは、その甲高い声を聞いただけでわかる菖蒲殿だ。
「三日後。でもね、油断しちゃダメだよ」
早速同心全員が集められた、ここ奉行所内の明智様の部屋。
送られてきた問題の文を前にして
「ということで、因幡屋の『猿のケツ』という紅玉が狙われてるんだ」
「紅玉って、何でっか?」
「鈴木殿ね……えっと、これくらいの大きさでね、まっかっかでね、すごく綺麗でね」
「ああ、ルビーのことかいな」
「で、それはいつのことでしょう?」
これは、その甲高い声を聞いただけでわかる菖蒲殿だ。
「三日後。でもね、油断しちゃダメだよ」
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