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百二十五
「そら本人に聞くしかないんちゃう?」
「二年も前なのになあ」
ここで破近が
「で、もうええか? 〆ても」
「あ、どうも」
破近、これに再び明るい声で
「ほな、これにて解決や!」
初めて口にした葡萄酒に酔いつぶれた面々。
その寝息の中、破近が何やら思いにふけっている。
この時
「ご主人様」
この声の主に近づいた彼
「何や寝言かいな」
「お、おやめくだされ、蕾は、蕾は」
「え?」
「まだ青いままでいとうございますう……むにゃむにゃ」
「そら本人に聞くしかないんちゃう?」
「二年も前なのになあ」
ここで破近が
「で、もうええか? 〆ても」
「あ、どうも」
破近、これに再び明るい声で
「ほな、これにて解決や!」
初めて口にした葡萄酒に酔いつぶれた面々。
その寝息の中、破近が何やら思いにふけっている。
この時
「ご主人様」
この声の主に近づいた彼
「何や寝言かいな」
「お、おやめくだされ、蕾は、蕾は」
「え?」
「まだ青いままでいとうございますう……むにゃむにゃ」
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