表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
304/1037

九十九

 その後、長く続く沈黙。

 ようやく口を開いた破近が、ぽつりと


「これが、わいらの出した結論っちゅうわけやな」



 昨夜とは打って変わった静かな晩飯も終わり、その場に一人残った破近


「ふわあ」

 ここで目をこすり


「アカン! このまま眠ってまいそうやから、珈琲でも淹れよ」



 やがて


「ええ香りや」

 早速、口を付ける彼


「確かに皆の総意には間違いあらへんけど」


 無論引っかかっているのは――その顔が珈琲にも浮かんでいる、蕾に他ならない。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ