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 救出作戦が失敗に終わった同心側、大隈屋に戻っても肩身が狭い。


「あらま、やん!」

 だが、やはり破近は軽い。

 これに親分が

「旦那。こいつは侮れませんぜ」


「だよね? 忍びの気配に気づくんやもんね!」

 そう言い放った破近が、隣で小さくなっている猿公に


「猿の置物みたいやん!」


 

 翌朝、早速捜査を開始している見上げた同心。


「どこ行ったんやろ?」

 その青き目が追っているのは――何と冷奴姐さんだった。

 まあ、見下げたものである。


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