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八十九 *お裁き一日前

 もはや打つ手のない破近たち。

 奉行所を調べに行った猿公以外は、昼からの集合となっていた。


「旦那、明日のお裁きは何時からで?」


「ああ、喜助。それがな、巳一つ(午前十時)からなんや」


「巳一つ? こ、こりゃまた早いなあ」


 ここで、先程から卓を指で叩いている親分が


「猿の野郎、遅せえな」


「まあまあ、朝ちゃん。普通の家に忍び込むのと訳がちゃうし」


「へ、へい」


 昨夜の事が残っているせいか、誰も蕾については触れてこない。


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