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五十六

 再び一同が終結した破近宅


「今日は、晩飯食った後に報告会するで!」


 無論、蕾への配慮――いや己自身も、飯を食らってる最中には、あんな醜態など見たくないのだ。


 飯も終わり

「ほな、始めよか?」



 全員の報告も終わった中、破近が一人うな垂れている親分に


「まま、朝ちゃん。そこまで気い落としなや」


「ど、どうも」


 それから皆を見回し


「とにかく、姐さんの無実を証明してくれるはずやった男がやな、誰かに殺されたっちゅうわけや」


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