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四十三
「どこでえ? 土左衛門が上がったのは」
「銀橋の、たもとでえい!」
これに喜助
「ちょいとばかし行こか」
早速やってきた二人
「すげえ人だかりだな」
その時、彼の眼に映ったのは
「だ、旦那?」
喜助、すぐに近寄り
「旦那、どうしてここへ?」
これに振り向く破近
「あれ? 喜助やん。どないしたん?」
「いえ、今から出雲屋まで行こうとしたら、ここに土左衛門が上がったって」
「ホンマかいな? 実はな、わいもそこに行くところなんやわ!」
「どこでえ? 土左衛門が上がったのは」
「銀橋の、たもとでえい!」
これに喜助
「ちょいとばかし行こか」
早速やってきた二人
「すげえ人だかりだな」
その時、彼の眼に映ったのは
「だ、旦那?」
喜助、すぐに近寄り
「旦那、どうしてここへ?」
これに振り向く破近
「あれ? 喜助やん。どないしたん?」
「いえ、今から出雲屋まで行こうとしたら、ここに土左衛門が上がったって」
「ホンマかいな? 実はな、わいもそこに行くところなんやわ!」
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