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三十三 *お裁き三日前
翌朝、姐さんに会いにきた破近
「大丈夫でっか?」
姐さん、これに笑って
「案外、ここって快適ですよ、旦那」
だが彼の目には、とてもそのようには映らない。
さらに、姐さんがぽつりと
「三日後ですってねえ」
「ん? ああ……でも、何とかしますさかい」
「申し訳ないですね。こんなわたしなんかに」
これに破近が
「こんなわたしやから、助けるんやおまへんか」
「これまた、嬉しいことを」
「惚れやした?」
だが姐さん、これには
「……△」