表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
222/1037

十七

「それよか、あんたら岡っ引きかい?」


「まあ、そんなもんだ。で?」


 これに奈々女将が


「もちろん、知ってるよ。でもさ、ここんとこご無沙汰でねえ」


 思わず口を開けたまま、顔を見合わせる二人。

 すぐに猿公が


「しかしねえ、ご本人さんが、昨夜ここに来たって言ってるんだが?」


「ここに?」

 相手は首を傾げた後


「どこか別の店じゃないのかい?」


「この絵の男は?」


 出された似顔絵を凝視する女将が


「どう見ても、初めて拝む顔だねえ」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ