表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
203/1037

六十一

 この時、ずっと黙っていた喜助が厳しい顔つきで


「なあ、女将。あっしら、お陀仏になるところだったんだよ!」


「ん? ああ、閉め出しされた事かい? 仕方なかったのさ。だって昨夜は、この旦那が夜通し見張ってたからね。あいつらに手を出そうにも、出せなかったんだよ」


 ここで破近が、猿公に何やら二言だけささやいた後


「ほな、女将。忘れんうちに、出してもらおうやないか? 例のみかんの何ちゃらを」


「ああ、いいよ。ほれ、ここに」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ