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五十五

 猿公が天井板を外し中へと消えた後、そこから漏れてくる微かな光に


「やっぱ、誰かおるんや」


 そう呟いた破近が喜助に肩車され、首まで中に入れた――その時


「だ、誰だ?」

 

 薄暗い奥から、一声が放たれた。


 これに、提灯で辺りを照らしながら


「同心の破近言いまんねん。どこのどなたかは存じませんけんど」


「おや、旦那かい。いやね、ずっと悪い予感がしてたんだ」

 

 そう言いながら、近づいてきた相手が


「その、青き目を拝んだ時からさ」


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