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五十四
「こうやって見ると、楽に座れるくらいの隙間だな」
この喜助の言葉に、猿公も
「確かに生活できそうだ」
「でな、最も広く空間が取れるのが、一番奥の部屋の天井裏やねん」
そう言って、図を指差す破近。
「そういや、この部屋って誰も使ってませんね」
「そやねん」
破近、ここで
「ほな、探検とでも洒落こもうやないか!」
問題の部屋までやってきた三人。
「この辺りやな」
天井を見上げている破近に、猿公が
「あっしが中へ入りやしょう」
「こうやって見ると、楽に座れるくらいの隙間だな」
この喜助の言葉に、猿公も
「確かに生活できそうだ」
「でな、最も広く空間が取れるのが、一番奥の部屋の天井裏やねん」
そう言って、図を指差す破近。
「そういや、この部屋って誰も使ってませんね」
「そやねん」
破近、ここで
「ほな、探検とでも洒落こもうやないか!」
問題の部屋までやってきた三人。
「この辺りやな」
天井を見上げている破近に、猿公が
「あっしが中へ入りやしょう」
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