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五十
「はあ? また何を言い出すかと思ったら」
ぐちゅぐちゅと文句を垂れる喜助だったが、廊下を先へと進んでいる内に
「こ、これって?」
そして、突き当りまでやってた二人。何と、すでに膝の辺りまで水に浸かっている。
その、己の足元を見た喜助
「旦那! これは?」
「ああ。おそらくな、床が傾いてるんやわ。普段は気づかんかったけどな」
「傾いてる?」
「ほな、もう一作業するで」
そう言った破近、何故か天井に向って手を伸ばしている。
「はあ? また何を言い出すかと思ったら」
ぐちゅぐちゅと文句を垂れる喜助だったが、廊下を先へと進んでいる内に
「こ、これって?」
そして、突き当りまでやってた二人。何と、すでに膝の辺りまで水に浸かっている。
その、己の足元を見た喜助
「旦那! これは?」
「ああ。おそらくな、床が傾いてるんやわ。普段は気づかんかったけどな」
「傾いてる?」
「ほな、もう一作業するで」
そう言った破近、何故か天井に向って手を伸ばしている。
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