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三十
「ふん、もっともらしいこと言いやがって」
鼻で笑った破近が、さらに
「ほな、早速部屋をあらためさせてもらうわ」
「な、何故です?」
又吉に続いて、お峰も
「そんな、嫌らしい」
「ふん、何とでも言えや。賊が伊予屋から盗んだな、お宝の……」
ここで、知能犯の破近がカマをかけ
「〝りんごの涙〟が、出てくるかもしれへんからな!」
はたして――
「それ、〝みかんの涙〟ですが?」
「ふっふっふ、ひっかっかたわ……って、喜助かよ!」
「ふん、もっともらしいこと言いやがって」
鼻で笑った破近が、さらに
「ほな、早速部屋をあらためさせてもらうわ」
「な、何故です?」
又吉に続いて、お峰も
「そんな、嫌らしい」
「ふん、何とでも言えや。賊が伊予屋から盗んだな、お宝の……」
ここで、知能犯の破近がカマをかけ
「〝りんごの涙〟が、出てくるかもしれへんからな!」
はたして――
「それ、〝みかんの涙〟ですが?」
「ふっふっふ、ひっかっかたわ……って、喜助かよ!」
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