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二十四
さっさと絵を描き出す彼を見た女将
「あれま、器用な!」
「できたわ!」
破近、早速その絵を相手に見せ
「おかしなとこがあったら言うてな」
渡された絵を食い入るように見る女将、やがて
「見事な出来栄えです。あとは、抜けてる部分になりますが」
と、言いもって
「ここに林が……」
「林?」
「あ、いえ。とてもこれほどまでの雨風は凌げないくらいの、ちょっとした林なんです」
すぐに、それを描き足した破近
「ほな、これで完成やわ!」
【図4のみ参照】
さっさと絵を描き出す彼を見た女将
「あれま、器用な!」
「できたわ!」
破近、早速その絵を相手に見せ
「おかしなとこがあったら言うてな」
渡された絵を食い入るように見る女将、やがて
「見事な出来栄えです。あとは、抜けてる部分になりますが」
と、言いもって
「ここに林が……」
「林?」
「あ、いえ。とてもこれほどまでの雨風は凌げないくらいの、ちょっとした林なんです」
すぐに、それを描き足した破近
「ほな、これで完成やわ!」
【図4のみ参照】
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