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十二
「い、いえ。何しろいきなりだったもんで、男か女かも」
「やっぱりな。実はな、わいもそうやねん」
風呂から上がった二人、通された部屋は
「楓の間、言うんか」
そして、さらに一言
「あーあ、閉じ込められたなあ、こら残念やわ」
これを聞いた喜助
「あのう、もしもし? 棒読みなんですが?」
「え、そう?」
「おまけに、顔、にやついてますが?」
「そ、そう?」
「嬉しいんでしょ?」
「わ、わかる? もうな、ずっと嵐が続いて欲しいわ!」
「い、いえ。何しろいきなりだったもんで、男か女かも」
「やっぱりな。実はな、わいもそうやねん」
風呂から上がった二人、通された部屋は
「楓の間、言うんか」
そして、さらに一言
「あーあ、閉じ込められたなあ、こら残念やわ」
これを聞いた喜助
「あのう、もしもし? 棒読みなんですが?」
「え、そう?」
「おまけに、顔、にやついてますが?」
「そ、そう?」
「嬉しいんでしょ?」
「わ、わかる? もうな、ずっと嵐が続いて欲しいわ!」
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