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二十六 (割り込み投稿 8/1 9:30)

 これには親分、大きく頷き


「た、確かにそうでしたな。おかしいも、おかしくないも……こら、お天道様が西から顔を出すくらいの話で」

 染みやら汚れやら一つもない――己自身が吐いた台詞でもあった。


「では、どういうことになりますんで?」


「首を落とされ、その滴る血が乾いてから、着物を着せられたんやわ」


「なるほど。して、二番目は?」


「若旦那のほうは実際に殺されて、女房のほうは、実はいまだに生きているちゅうことやわ」


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