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二十八
「そんな驚かんでもええやん! 毎日毎日、この戯言に耳を傾けてくれたお礼やさかい」
この破近の言葉に、姐さんが
「ホントによろしいんですかい?」
「男に、二言はないでっせ」
「あ、有難うございます、旦那」
深々と頭を下げた姐さん。そして
「で、この輪っかは?」
「ああ。それ指輪言うてな、西洋の慣習やねん。で、左の薬指出してみ」
「こ、こうですかい?」
「そそ。でな、こうやってはめるねん」
そして、無事に指輪がはめられた。
「そんな驚かんでもええやん! 毎日毎日、この戯言に耳を傾けてくれたお礼やさかい」
この破近の言葉に、姐さんが
「ホントによろしいんですかい?」
「男に、二言はないでっせ」
「あ、有難うございます、旦那」
深々と頭を下げた姐さん。そして
「で、この輪っかは?」
「ああ。それ指輪言うてな、西洋の慣習やねん。で、左の薬指出してみ」
「こ、こうですかい?」
「そそ。でな、こうやってはめるねん」
そして、無事に指輪がはめられた。
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