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二十七
「どうせ渡すんならな、やっぱこの橋の上がええかなってな」
この相手の言葉に、首を傾げる姐さん。
「渡すって? 何をです?」
「実はこれやねん」
そう言って、破近が何やら小さき木箱を差し出し
「なな、それ開けてみ!」
「え? あ、はい」
従った姐さん、すぐにフタを開けると
「こ、これはまた綺麗な!」
「それな、サファイアって言うねん!」
「さふぁいあ? ですか」
そう言った途端、目を大きくし
「も、もしや旦那。こいつを、私に?」
「どうせ渡すんならな、やっぱこの橋の上がええかなってな」
この相手の言葉に、首を傾げる姐さん。
「渡すって? 何をです?」
「実はこれやねん」
そう言って、破近が何やら小さき木箱を差し出し
「なな、それ開けてみ!」
「え? あ、はい」
従った姐さん、すぐにフタを開けると
「こ、これはまた綺麗な!」
「それな、サファイアって言うねん!」
「さふぁいあ? ですか」
そう言った途端、目を大きくし
「も、もしや旦那。こいつを、私に?」
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