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「わ、私には、おめでとさんとしか」


 一匹の魚が川面を跳ねた。


「そりゃそうでんな」

 破近、相変わらず小石を投げながら


「でも姐さんには、ホンマに世話になりましたわ」


 その横顔に


「旦那さあ」


「ん?」


 顔を上げ、隣に向けてきた破近。

 姐さん、その青き目の光を包み覆うような眼差しで


「それはお互い様ですよ」


「そうでっか……でもな、姐さん」

 さらに破近、相手の哀しいくらいまでの笑顔に向って


「必ず、ここに戻ってきますよって」


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