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「いやね、橋の上からお見かけしたもんで」

 姐さん、顔にかかった水を拭きながら


「何かありましたのかい?」


「ああ、実は」


 先ほどの内容の一部始終を話した破近


「……っちゅう訳ですわ」

 そこで、無言のまま流れゆく川を見つめている相手に


「聞いてまっか?」


「え? ええ、ええ。聞いてますとも」


 その向けられた笑顔に、破近が


「どう思いはります?」


「ど、どうって、いきなり言われても」


 姐さんの目、そこらにいる魚同様泳いでいる。


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