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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

全員優勝

全員優勝―ホンモノの自分が見つからない君へ―

作者: 高本 元史
掲載日:2025/10/24

初めまして。ここまで来てくれたことに、まず感謝します。

これは上手い文章でも綺麗な物語でもありません。

正直言えば、「誰かに見てほしかっただけの、生々しい独り言」です。


でも――ただの弱音とは違います。

これは、心の底から絞り出した **“生存報告”であり“魂の叫び”**です。


読むのがしんどくなったら、無理せず離れてください。

それでも、もし最後まで読んでくれたなら――その時は、ひとつ伝えたい言葉があります。

僕、高本 元史は一つ発見したことが有る。

12歳の寒く乾いた風が吹き荒れる12月の夜に気付いたことがある。

それはあまりにも残酷で、受け入れたくなかった……もしかしたら、気付かなかったのかもしれない。


それは――

**「俺はこの世に居なくても誰も困らない」**ってことと

**「ホンモノの自分をみつけられない」**ってことだ。


こんな世界の闇。

「人が生まれてきた理由なんて本当は何も無いんだ……生きてるだけで丸儲けなんて戯言だったんだ」

と僕は感じた。


自分の部屋で吐き出すように呟いた声は、冷たく深く底の見えない闇に飲み込まれていった。

ナイトライトで照らされた部屋の中で布団に包まりながらうずくまっていた。

何も無い中、普段は気にもしない自分の呼吸音ですら、トレーラーが全速力で真横を通り抜けたように感じられた。

どこに逃げることも隠れることもできないまま、ただひたすら孤独に耐えていた。


学校では悟られないように無理に笑って誤魔化しているが……

無理に笑うたび息苦しさを感じる日々が続いた。

ふと立ち止まると、遠くで誰かの笑い声が聞こえた気がした。

それは幻のようにかすれて、風に溶けて消えた。

でもその残響だけが胸の奥に小さな穴を開けて、自分がまだ“何か”を求めていることを思い知らされた。


家でも打ち明けられない……

家族が一番の敵だ。

家族にすら馬鹿にされる。

隠れる場所や悩みを吐ける場所がない。


光をくれたものたち


そんな中、俺に光をともしてくれた――

俺に生きる意味をくれたものが4つある。


①《歌・音楽》


一筋の明かりを見せてくれたのは《歌・音楽》だ。


俺の住む街の隣街に、ライブハウスすら無い街に、とあるロックバンドが来たんだ。

彼等はサンボマスターというバンドだった。


彼らはこう言った。

「オメーは、クズなんかじゃね!俺たちゃ、オメーらに掛かった呪いをときに来たんだ」と。

「オメーらに掛かった呪いと俺達が解いたら、オメーらが俺達の呪いを解いてくれ」と。

「諦めないでどんな時も、君なら出来るんだどんなことも」と。

生きる意味を分からせてくれたんだ。

彼らの言葉がきっかけでこの文章を書いてみたんだ。


さらに、Mrs.Gr○○n A○○leが俺ん家に来たんだ。

D○-○CEが来たんだ。

V○○dyが来たんだ。


大森さんがこう俺に言ったんだ。

「まだ消しちゃいけないよ、ちっちゃな希望を、何とか信じて、信じてほしい」ってな!


D○-○CEが言ったんだ。

「ホンモノの強さだけ見つけたくて、今未練なんてこれっぽっちも無い。無造作に伸びてる雑草も自由を掴んでる。それぞれの未来が咲き誇る」

人生はそんなもんだって。


「挫折の日々は全部色づくためのモノクロ」

だとV○○dyはいったんだ!


でもな、最終的にはこう言ったよ。

みんな口を揃えてこう言ったよ。

「『生まれてきてくれてありがとよ。オメーらは今日まで辛いことたくさんしてきたのは知ってるんだ。ただ、今日、ここに会いに来てくれたやつ、今日まで生きてきたヤツ全員優勝なんだ!』」

その一言に目頭が熱くなるのを感じていた。


②《本・小説》


また違う角度から照らしてくれた物や人がいる。《本・小説》だ。


言葉の海に潜り込むと、知らない誰かの痛みや希望に触れられた。

活字の向こうで、誰かが自分よりも深い孤独を抱えながら、それでも歩いていることを知った。

物語の中の彼らは、俺の代わりに泣き、笑い、立ち上がってくれた。

ページをめくるたび、薄暗い部屋の中に小さな焚き火がともるみたいに、胸の奥がじんわり温かくなった。


③《友達》


僕の心を軽くしてくれたのは、友達の存在だ。

境遇を理解してくれる人、行動を間に立って調整してくれる人――彼らは、孤独な俺の居場所を作ってくれた。


④《世界中の仲間》


最後に俺の背中を押してくれたもの……

僕が本音をぶつけられるのは、《2chグループライン》だ。


彼らは、学校で居場所を見つけられなかったり、自分に自信が持てなかったりする人たちばかりだ。

「学校の人とは全く話さないけど、ここなら腹を割って話せる」と言う人もいる。


見たことも会ったこともない仲間なのに、管理者を務めないかと一番の新参者の俺にまで頼んでくれるほど信頼してくれている。

だから、俺はこのグループラインの存在意義がとても高いと思う。

本当の自分を探して


ここまでは、“俺はこの世に居なくても誰も困らない”について俺がどう戦ってきたか話した。

でもここからは、これを読んでくれているお前にも問いたい。


「ホンモノの自分を見つけられない」なんて感じたことはないか?

俺は毎日毎日がそうだ。

学校での自分の「面」をかぶり、その役を演じている。

野球部でも、三年生の先輩としての「面」を被っているだけで、素の自分を出せる場所がない。

今や“ホンモノの自分”がどんななのか分からず迷子になってしまっている。


どうやったらこのジレンマから抜け出せる?

抜け出したところでまた迷子にならないか?

あぁ、助けてくれ!

もうこんなのはヤダ……自分の力だけでは抜け出せない……助けてくれ……。


もし共感してくれたら、ありがたい。

みんなが、楽しく暮らせますように...

ここまで読んでくれて、本当にありがとう。

 こんな荒れた心のまま書いた文章なのに、それでもここまで辿り着いてくれたお前は、きっと優しい奴なんだと思う。

 この作品は「誰かに褒められたい」とか「評価されたい」とか、そういうのが目的じゃない。

 ただ、生きてて苦しい日があった時に――「俺も(私も)似た事あるよ」って言える人が、世界のどこかに居るって証として書いた。

 だから、もし少しでも心が軽くなったなら、それが何よりの報酬だ。

 俺はまだ迷子のままだし、ホンモノの自分なんてわからない。

 でも、それでもいいんじゃないかって思える日は、確かに増えた。

 この叫びが、お前の胸のどこかに、ちょっとでも届いてくれてたら嬉しい。

 泣いてもいい。怒ってもいい。笑えない日があってもいい。

 でもどうか、生き続けろ。生きてるお前達は、それだけでもう――全員優勝なんだよ。

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