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Pieces

●Official髭男(ヒゲダン)dismとの類似点も目立つが、全体的にポップな楽曲をバランス良く楽しめる一作。


【収録曲】


1.P.S.

2.アイオライト

3.幾億光年

4.(つぼみ)

5.ラストノート

6.フラジャイル

7.Better Half (feat. JEONGHAN of SEVENTEEN) -Japanese ver.-

8.折々

9.ホワイトアウト

10.Pieces


 2024年に『幾億光年』がヒットを記録したバンド・Omoinotakeのアルバム。ブラックミュージックの要素を取り入れてハイトーンのボーカルを聴かせる……という点から、どうしても「Official髭男dism(ヒゲダン)に似ている」というイメージの方が先に来てしまいます(そもそも、彼らとは同郷で結成時期も近いようですし)。例えば、先程挙げた『幾億光年』は『宿命』を彷彿(ほうふつ)とさせますし、『折々』は『ビンテージ』辺りに近いように思えました。


 まあ、さすがに「何から何まで一緒」というわけではなく、細かく聴いていくと異なる面も見えてきます。まず、こちらは曲が短めでボーカルから始まるものが多く、「最近の売れ線」をより強く意識している感じでしょうか。また、『ラストノート』『フラジャイル』のような終始暗い雰囲気の曲も、ヒゲダンではあまり見られない気がします。


 ただ、全体的に見ると「明確に差別化されている」とは言いがたく、やはり「ライトな雰囲気のヒゲダン」といった印象が捨て切れません。とはいえ、今作を単独で評価するならば、ポップで分かりやすい楽曲が取り(そろ)えられており、飛び抜けてヒットした『幾億光年』が浮いているような感じも無く、ある意味、バランスの取れたアルバムに仕上がっていると思います。


評価:★★★★

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