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今はただ幸せで幸せであなたの存在が愛しくて愛しくて、もうどんな目に遭ったって苦しいとは思わない。あなたがこの世界に存在しているというただそれだけの事実でも私は生きていけるのに、その上あなたは、あなたは私に憧れてくれた。私なんかに、私みたいな価値のないような人間に憧れてくれて、ずっとあなたにとって私という存在は有象無象の友達のうちの一人でしかないと思って割り切って弁えてたのに、でもあなたにとっても私が特別な存在だったこと、その感情がどんなものであったとしても私があなたにとって特別だったことが嬉しくて嬉しくてもう夢なんじゃないかと思いたくなるくらい、あなたのことが愛おしくてもう夜も眠れず明日また会うのが本当に待ち遠しくなってでもちょっと怖くて、ただあの時に私とBさんの心は確かに通じ合ってきっと私は誰よりあなたの内面を知り得たこと、あなたという人の中に私の存在が確かにあったことがそれが本当に嬉しくてどんな辛いことでも忘れられて、もうあなたのこと以外は考えられない。あなたのいない人生なんて考えられない。ずっと一緒にいたい、高校に入ってからも同じ学校に行くのは無理かもしれないけどでもあなたと関わって、大学に入ってからも就職しても歳を取っても本当に死ぬまであなたと一緒にいたい。でも私はきっと落ちぶれていく、今は優等生のふりができていてもきっと私はいずれ落ちぶれていく。その姿を見せればあなたは失望するかもしれない、そうなるのは絶対に嫌だけれどでもあなたが、あなたさえ私を励ましてくれればもうどうなったっていい。私はあなたのためだけに生きたい、それだけのためにずっと生き続けたい。あなたが私に憧れてくれていただけで私は、私はもう死んだって構わない。今ここで私の命が途切れても悔いはないけど、だけど私は成長したあなたが見たいから、どんどん歳を重ねて綺麗になってやがて老いていくあなたのその全てを見たいからやっぱり今死にたくはない。家に帰ってからもずっと恍惚としちゃって家族に奇異な目で見られたりもしたけど、母親に「好きな人でもできた?」なんて聞かれたりしたけどそんな生やさしいものじゃなくて私のこの感情は淡い恋とかそういうのじゃないしきっと性愛とも違う、でもあなたのことを友達以上に思っているのは事実で、無理やり言葉の中に押し込めるなら「愛情」とでも言ったらいいような、そういう気持ちを抱いてる。あなたには伝わるかわからないけど、それでも私は3年になってからもまたあなたと同じクラスになりたいと思えたし、あれからまた私に変わらず話しかけてくれるようになったあなたのことが愛おしいし、自分の書いたクソみたいな小説さえ今は認められる。私は小さい頃から全てにおいて母や父やその他の親族より劣っていて、ずっと比較されてきた。でも今はもう誰にどんな扱いを受けたとしてもあなただけは私を大切に思ってくれる、それだけでもう生きていたい、ずっとあなたのためだけに、そう、あなたさえいればもう何にでもなれる。あなたのためなら、あなたさえ私を愛してくれれば私は、私はそれで自分も愛せるから。ここ数日はあなたのことだけをずっと考えていて勉強にも身が入らなくて、でもテストの点数なんかどうでもいいと思えるほど、あなたがいることで私は幸せだから。だからずっとそばにいてほしい、おこがましいかもしれないけど、でもあなたが、あなたがいれば私はもう何もいらない。だからずっと私のそばにいて、もし今私の目の前にあなたが現れたら私はきっと正気を失ってあなたを抱きしめたくなる、それくらい私はあなたを思っているから、私を、私にずっと憧れていてほしい。あなたに憧れて憧れられることが私の唯一の生きがいになる。私は今すぐにでもあなたに会いたい。会って、この想いをみんな伝えたい。そうすればあなたは私を嫌うかもしれないけど、嫌われることだけは絶対に嫌だけれど、でもあなたのことをここまで大切に感じてる人がいる、それだけ知ってもらえれば、あなたも自分を好きになれるかもしれないから、自分があんまり好きじゃないなんて言ってたけど、あなたは本当に素晴らしい人間であるという事実、それを自覚してもらえるかもしれないから、この気持ちを伝えてあげたい。私は、私はあなたを愛しているということ、流石にそこまでは言えないけど、でも全部伝えてあげたい。あなたが、あなた自身を好きになれること、それが私にとっても一番の幸せになるから。

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