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異世界戦争記  作者: 啓
序章
9/12

記憶の片隅

橘みのとは裂け目の中に入り、神に会っていた。

この神の集合体はとてつもなくでかい。上まで20メートルくらいだろうか?

改めてそんな事を思う。


「おい! お前この力どういうことだ?」

みなとが喋る。


「まだわからぬのか愚かな人間ヨ」

神が言う。


「それはどういうことだ?」

自分の中でもう答えは出ている。

だが、一応である。

この時点で神は終わりなはずだった。


「もういい 魔法【時間停止】」

神から貰った全武装を着ける。

この作業には10秒もかからない


つけ終わったちょうどその時

「お前は利用されていっ」

その文章を読み終わるまでに俺はこの神の統合体を切る。ただ、技は使ってないので大した傷はつかない。


「愚かな人間ヨ 滅べ 魔法【神敵排除】」

神が魔法を発動させる。

その魔法は360度全方向に光を飛ばした。


すると次の瞬間。


“自分の体のが崩壊していく。”


このままでは崩壊する。


“嫌だ。”


“死にたくない”


“死ぬならできるだけ迷惑をかけて迷惑を起こして死にたい”


そう思った。


『死にたくありませんか』


次の瞬間自分が他のところにいることを理解する。


白い部屋だ。


『死にたくありませんか』


「死にたくない」

この言葉がどこから来ているのかわからない。


でも、

この言葉に反射的に、本能的に答えてしまう。


『では、この場から逃げられる力を…』


「そんなものじゃ生ぬるい」

俺はこの言葉を遮って答える。


『では何がほしい?」


「すべてを… 破壊し、創生する。そんな力がほしい」


『いいだろう』


するとこの場から神のいる空間に戻る。


今は時間が止まっているがもうすぐそれも終わる。


「【根源切断】」

そう言って俺は神を切る。たださっきと違うのは技がある ということだ。


「なんだ。これは。再生しない。やはりお前の肉体を選んでいてよかったわ クハハハ…」

ただシンプルにキモい。

攻撃して笑うとかヤバい奴やん。


「次は完全に消滅させる。死ね【死生斬】」

その攻撃はラングレーにクリティカルヒットした。

するとそのラングレーが分裂し5つの神になった。


「何故そんな芸当ができる?」

武神である。技も使わずにすぐ近くに来た。


「その声…武神か?」

どうやら、表面上に出ている人格?神格が変わったらしい。


「悪いが我の糧になってもらう」

さっきの問いに答えはしない。


だがその時、武神のオーラを纏っていた。

このオーラは武神しか纏えない。纏ったら魔法が効かなくなるらしい。


「お前も… 仮面を被っていたのだな」

俺は残念に思う。

あの剣の稽古のときも仮面を被って接してきていたということである。


「いや違う」

武神が言う。

剣の甲高い音が流れる。


「お前が勘違いしているだけだ。ラングレーは我々が集まってできた邪神だっただけだ。だが、邪神を倒すとはまぁ さすがスキル【天才】を持っているだけある。」


「それはどういうっ」

武神が剣を捨て此方に向かって来て殴られる。


「多分骨折れたな」


「こんなものか。スキル【天才】をもらうぞ!」

そういうと距離を詰めてくる。


そんなとき、俺は自分の中でこの神を殺したくなった。


体の中から黒いものが出てくる。

その黒いものは一気に俺を包み込み自分の防具になる。

防具はさっきまで着ていた武神に貰った防具が溶けて新たな形になってしまう。


「何だそれは」

武神が声を上げる。


俺は考えた。

ここで話し合うラウンドに突入するんだろうな。


だが、”そんなの面白くない”


自分はそんな事を思い今から話そうとする武神に


「【撃滅】」


すると、武神は剣で受けることもなく技が体に直撃した。


武神が光の粒子となってしまう。


そしてすぐに頭が勝手に理解した事をしようとする。


「スキル【神奪者】を行使する」


その言葉を唱えると光の粒子が自分に近づいてくるではないか。


すると、その光が入ってくるのを止めようとして他の神々が此方にすごい勢いで接近してくる。


だが少し遅かった。


その光が俺の体の中に入った時俺の中で何かが暴れだした。


戦いたいという欲望が暴れたのだ。


その時、あの黒い物が色々な武器になるではないか。


その黒い武器は自分が思いついた武器に変形していく。


右から順に、剣、弓、鎌、斧、銃、刀、盾、である。


「何だこれは?」「こんな物があるはずがない」「まさか。覚醒したのか?」


などの言葉を神々が言う。


明らかに戸惑っているようだった。


そんな状況にも関わらずその黒いものが攻撃。


なんとか、撃破できた。


唯一機械神と思われる機械がとっさの行動を取ったが見事に銃に撃ち抜かれた。


その結果神と思われるものは全滅し、


「スキル【神奪者】を行使する」


その光が俺の中に入ってくる。


この戦闘で得られたものは“この世界の戦闘には騎士道もクソもない”ということだった。


なんでこんな事になってしまったのだろう。


「「くっ なんでこんな事に」」


消滅しそうな神々が言う。


「「せめて… 最後の悪あがきはさせてもらうぞ」」


そう言うととてつもないちからが自分の中に入ってくる。


あの風邪の時に無理やりベットから起きて目が回ったときのようだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


名前:橘みのと


lv53


性別:男


スキル:【天才】【神能者】【経験値倍取得】【魔法創造】【偉大なる秩序・偉大なる混沌】【十戒】【神格】【狂乱者】【破壊神】【機械神】【死神】【時空神】【武神】【神武流】【全物理攻撃無効化】【全状態異常無効化】【全属性無効化】【危機感地】【並列思考】【異界】


魔法属性:闇


職業:闇の皇帝(ダークエンペラー)


称号:混沌を起こす者


ステータス:体力:900     知力:5000

      筋力:750     魔力:1270

      精神力:865    攻撃力:1400

      防御力:1300   

      経験値:1000     幸運値:1000


スキルポイント:5000


加護:破壊神の加護

   機械神の加護

   死神の加護

   時空神の加護

   武神の加護


装備:異世界の服・異世界の靴・異世界のナイフ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


一瞬何が起こったのかと思ったが何もないらしい


しいて言えば何故かスキルポイントが0が1個多くなっている方がおかしいのだ。


「何が何なんだ?中途半端に記憶していて曖昧になってる…」


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