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6話:神魔狼

本格的な戦闘シーンです。


頭でイメージできてても、なかなか文章にしたら伝わらない。


誤字脱字、違和感などあるかもですが、大目に見てください。



6話:神魔狼



・ぬ・・・き・・


・ぬし・・きよ・


おぬし・おき・!


う~ん、あと5分・・・


「あと5分ではないわ!おぬし!起きんか!!!」


ドスン!!


「うわぁ!!なんだ?!地震か?」

地震かと思い、慌てて起き上がる。すると目の前には大きな白い犬?


「犬ではないわ!我は神より生まれし誇り高き狼、大地を統べる神魔狼フェンリルじゃ!」


狼だったか。でも確かに威厳があってカッコいい!!それにフェンリルって北欧神話に出てくる狼の名前じゃなかったっけ?

伝説上の生物とご対面じゃん。驚き通り越して感動!!


「でもなぜこんなところに?」


「ほぅ・・・お主、我が寝床で勝手に寝ておった分際でこんな所と申すか・・・」


フェンリル様のご寝所で在られましたか・・・


「これは申し訳ございません。フェンリル様のご寝所とはわから・・」


「問答無用!」


いきなりフェンリル様が攻撃してきた。いや、ご寝所で寝ていたのは申し訳ないが、話を聞かず問答無用とは・・・

まぁ避けるけども・・・


「避けるでない!」


「避けますとも!話を聞いてください!」


「問答は無用といった!お主が何処の者でどうやってここに来たのかなど関係ない!我が地に無断で入り寝床で寝ていたこと。万死に値する!」


わぁ、、、まったく話聞いてもらえねぇ。ってかファーストコンタクトがサルでセカンドコンタクトが狼。しかも狼は神を冠する生物でどちらも殺す気できてるし。


さっきからビシバシ攻撃してくるし。マジ怖ぇ!

なんとか攻撃を避けれてはいるから大丈夫な気はするけど。って前言撤回!

尻尾で魔法撃ってきた!あれは火?いや炎って感じがする。


ボンッ! 左腕に被弾


「くっ!痛てぇ。さすがにノーダメージとはいかないか。ってまたきた!今度は範囲攻撃?」


ヤバい!避けきれない。


『結界!』


バシュン!


危ねぇ!。寝る前に結界を覚えておいて助かった。


今のところ、あの狼は『火属性』しか使ってこないから、恐らく『火』に特化してるんじゃないだろうか?


なら『水属性』の魔法で!『水の銃弾アクアバレット』ダンッ!


避けた?でも避けるってことは効くってことだろ!なら『水の散弾銃アクアショットガン』ダダンッ!


「キャンッ!」


よし当たった!!もう一丁!ダダンッ!


ボスンッ 急に現れた壁に防がれた。


「土の壁?」マジか土の属性も持ってるのか、ってことは他の属性も。


さらに先ほど、オレが使ったのと同じアクアバレットが飛んできた!


同じの使えるんかい!!オレは結界で防ぐ。


死角ができた瞬間、風の流れを感じ後ろを振り向くとフェンリルが炎の散弾銃を撃ってきた!


「くっ、『結界!』」威力が強く結界は割れたが相手の攻撃の威力を弱めることはできた・・・


『風壁!』


すぐさま風壁で相手の攻撃を後ろに逸らす。


なんとか相手の攻撃に対応はできているけど、苦しい状況だ。


そんなことを考えていると、フェンリルから巨大な魔力を感じた。


さっきまでの攻撃がお遊びなんじゃないのかというほどの炎の攻撃魔法を放ってきた。


1枚じゃ足りない!今できるのは5枚までだけど、


『多重結界』


パリン!


即効で1枚の結界が割れた。。


どうする?どうすればいい?

考えろ!諦めるな!今使えるスキルを思い出せ。


パリン!


もう1枚割れた。


風?あの炎を掻き消すほどの威力は出せない。水?同じ理由でダメだ。

あとは弓スキル?弓なんて持ってない・・・いや、待てよ!


パリン!


さらに1枚。


無属性の結界のように弓を創り出せないか?

その弓に水と風の属性を纏わせられれば・・・考えてる時間はない!


パリン!


結界はあと1枚。できなきゃヤラれるだけ。

イメージはできた!!あとは形にするだけ!


弓・・・弦・・・矢・・・これに水を纏わせ、風で推進力をつくる。

魔力を込めて、


ピシッ!


最後の1枚にヒビが入った、もう割れる。

なんとか間に合った、あとは割れた瞬間射るだけ。


パリンッ!割れた!!


『射貫け!風神の矢』バシューッ!!!


相手の攻撃を吹き飛ばしながら、放たれた矢は一直線にフェンリルへ突き刺さった!


ギャンッ!

さすがの神魔狼も、この攻撃には耐え切れなかったようで、膝を着いた。


この好機を逃さず追撃を仕掛けるため、風を纏いながら走り出した。







「面白い」

「次話も楽しみ」

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