3話:スキルと属性そして出発
スキルや話し方など、おかしくなってるかもしれません。誤字脱字もあるかもですが、大目に見てください。
3話:スキルと属性そして出発
スキルとは、その人に適性のあるスキルらしい。
スキル一覧
剣・槍・盾・弓・魔法
例えば剣スキルを持っていれば、剣を十全に扱えるようになるが、持っていなければ不完全にしか使えないらしい。
でも、持っているからと言って最初から強いというわけではなく、熟練度が必要のようだ。
選択できるスキルは5大スキルと言われている中から選ぶことになる。
それ以外にもスキルはあるが、それらは5大スキルから派生したものになるため、まずは5大スキルから習得することになるようだ。
すでに魔法は習得しているとのことなので、剣・槍・盾・弓から一つ選択すればいいみたいだ。
しかし、先に召喚された3人が、それぞれ剣・槍・盾を選択したため、残りは弓だけだった。
そこは早い者勝ちなんだ・・・。剣とかもいいなぁと思ったが、残念・・・。
次は魔法の属性で、これは4大属性と言われ、『火、水、土、風』から選ぶそうだ。
先に召喚された3人は勇者としての役割ということで、全属性持ちになる。属性を持っていなければ使うことはできないようだ。
ただし全属性持ちだからと言っても、扱えるというだけでそれぞれ人によって得意・不得意な属性はあるらしい。
さらに4大属性以外にスペシャルと分類される『光』の属性も持つそうだ。
スペシャルは字のごとく特別なもので、『光』『闇』『無』があり、勇者は『光』魔王には『闇』が与えられ、この二つはオンリーワンの能力になるみたいだ。
『無』は属性を持たない魔法で、希少ではあるが、ある程度の人数が持っているようだ。
オレに関しては勇者としてではないため、属性は二つ。スペシャルは『無』を習得できるとのことだ。
属性に関しては弓のサポートもできそうな『風』となんか便利そうな『水』を選ばしてもらった。
魔法に関しては魔力を使いイメージを反映させることで使えるようになるみたい。
そういえば言語に関しては、きちんと理解できるようになっているとのことだ。
これで一通りの説明はしてもらったことになる。
これ以上は実際に異世界に行ってから、調べていくのがいいだろう。
「以上で、説明は終わりになりますが、何か他に聞きたいことはありますか?」
「叶うかどうかはわからないのですが、一つだけ。もし問題ないのであれば、ある程度力を使いこなせるまではこの空間で練習できないでしょうか?」
「ごめんなさい。この空間はそこまで維持ができないのです。ここは神域といって神々がいる場所ですから神でない者が長時間いてしまうと魂が消滅してしまうんです。
いくら肉体が強くなっても魂はそういう訳にはいきませんから・・・。そろそろ現地にいってもらわないといけません。」
『そうですか。それなら仕方ないですね。』
いきなり現地とか恐ろしいから少しは力の使い方を知っておきたかったんだけど、仕方ない。
「一つだけアドバイスがあります。この空間に滞在はできませんが、あちらの世界に行ってから、スバルさんの力を使ってこのような空間を創ることはできるかもしれません。」
「? それはどうやってですか?」
「無属性魔法とは4大属性に入らない属性を指します。その可能性は無限大にあるといっても過言ではありません。」
「その可能性の中に、空間を創ることができるかもということですね。ありがとうございます。あとは頑張ってみます。」
「おっ。話は終わったか?そろそろ時間だぞ」
ちょうどその時、イザナギ様が帰ってきた。
「えぇ、あなた。説明は一通り終わりましたわ。あとはスバルさんをあちらの世界にお送りするだけです。」
「そうか。それじゃあ最後にオレからスバル君にプレゼントを渡そう。バカ息子たちの詫びの分も含めて」
「プレゼントですか?頂けるのであればありがたいです。」
「オレからの分として『鑑定』と『アイテムボックス』のスキルを。息子たちの分として、あいつらが召喚した勇者3人の情報を渡そう。」
そういってイザナギ様はお詫び分として3人の情報を教えてくれた。
天照大御神様が担当したのは芯が強く思慮深い高校生の女。元々薙刀をやっていたようでスキルは『槍』を。5大属性の中で最も得意なのは『水』。
月夜見が担当したのは臆病で争いごとが嫌いな高校生の男。選んだのは『盾』。得意なのは『土』
須佐之男が担当したのは自分勝手な高校生の男。今回の展開について喜んでいたようで選んだのは『剣』。得意なのは『火』。
ちなみに『光』属性は状態異常に対して抵抗力が強く自分自身を信じる者が多くいればいるほど強くなれる。個に対しては強大な力を得る。
『闇』属性も基本『光』と一緒だが、個に対してではなく集に対して強大な力を得る。
『鑑定』はその物の情報を知ることができ、『アイテムボックス』は物を空間に収めることができ、空間に入っている間は時間経過はしないようだ。
ただし、生きているものは収めることはできない。そしてこの2つのスキルは、なんと無属性魔法で、その中でも『アイテムボックス』に関しては魔力の大きさで収納できる量が変わるらしい。
これは良いことを聞いた。ならそのアイテムボックスと同じように空間を創ることができれば・・・。やりがいが出てきたぜ。
「さて時間がきたな。これでお別れになるが最後に、、、本当にすまなかった。」
「私からも、、ごめんなさい。』
「いえいえ、逆によくしていただけましたし、オレはオレで本来なら体験できない新しい人生を貰えたと思ってますので、謝罪なんてもう大丈夫です。」
「そう言ってもらえると救われる。新しい人生、スバル君の思うままに生きなさい」
「あちらの世界は今まで過ごしてきた世界とは違いますけど、スバルさんの感じたままに生きていってください。」
「はい!本当にありがとうございました!」
2神に感謝をしたら、急に意識が遠のいた・・・。
設定を作るのは難しい。
自分でも作ってみたいと思って書いては見たものの、大変です。
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