表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

なんか見た目としゃべり方が変わっただけでどの作品のどのヒロインも同じじゃね?

作者: シラタキ



「異世界行って、チートで無双してハーレム作ってやる!」


こんな感じのことがあらすじに書いてある作品をよく見かけます。中を覗いてみると、異世界に転移した主人公がチート能力を授かって、その能力で好き放題して活躍!女の子のピンチを救って惚れられてハーレムに参加!みたいな作品が多い気がします。

ヒロインは、例えば虐げられた亜人の奴隷の女の子、例えば盗賊に襲われた馬車の中にいる貴族の女の子、例えば学園で主人公と対立する女の子、例えば復讐に身を焦がした女の子、例えば……、と例を上げれば枚挙に暇がありませんがこういう感じのキャラをよく見かけます。

こういう作品の場合大抵が、ヒロインは助けられたり、問題を解決してもらった途端に好感度MAXで、さらにそれが固定で主人公のハーレムの一員になる展開になります。




ヒロイン尻軽クソビッ○やん!クソ○ッチやん!




いや、ちょっとピンチ助けられた途端好感度MAXっておかしいでしょ!

確かにそういうシーンが格好いいのは分かる。でもさ、それと好きになるかは別問題じゃん!人と人って結構些細なことで仲良くなれなかったりするじゃん!喧嘩したりするじゃん!なのに簡単にお嫁さんになったりするのってなくない!

それって本当に主人公の事好きなの?つり橋効果みたいなやつじゃないの?他の奴にまた助けられたら惚れられちゃうんじゃないの?


って思いませんか?


つまり何が言いたいのかと言うと、もっと主人公とヒロインとの関係を作りこみませんか?と言うことです。

私が先ほど上記の例で上げたヒロインよく見ませんか?名前、しゃべり方、見かけ、が変わっただけでよくある設定ですよね。惚れ方もよくある設定ですよね。


それって設定がヒロインになってませんか?


そこにいるのはキャラクターではなく設定になっていませんか?



別に私はテンプレ設定がダメだと思ってるわけではありません。例えば、上記の例にある虐げられた亜人の奴隷の女の子。その女の子は狼の獣でとても強く可愛かったけれど、全身を大怪我しており、耳は切り落とされ、顔は火傷でボロボロで、腕はなく、もはやかつてのように動く事すらできない、二束三文で売り出されていた。こんなテンプレキャラいますよね?ここまではいいと思うんですよ。

ただその女の子は主人公に見いだされ、チートによって全回復し、その恩で主人公に忠誠を誓う。そして大抵後からバラされる獣人の耳や尻尾の設定を知らない主人公に、いきなりそれらを触らせるぐらい好感度MAXに!


それは違うでしょ!いきなりそうなるのは違うでしょ!助けられた事と好きになることは違うでしょ!

と思うわけです。


その主人公とヒロインが仲良くなっていくところが大事なんだよ!そこがそれぞれの作品の違いに、キャラの違いになっていくんでしょ!と思うわけです。




とまあ、一なろう読者として意見させていただきました。




まあ、私の意見に対して色々みなさん思うところがあると思いますし、作品を書いてる作者様方からすれば、作品を書いてもねえ奴がそんな偉そうなこと言うなと思われる事と思いますが、このエッセイを読んで少しでも何か考えていただけることがあれば幸いと思います。











評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ふっ、そういうことは、僕が今書いている「異世界行って、チートで無双してハーレム作ってやる!」な作品を読んでから言ってもらおうか!(ダイレクト) リーフレットさんの言い方がすごく面白いんです…
[一言] それはもう好みの問題ですから仕方がないんじゃないですかね。
[気になる点] うーん おっしゃることは間違ってはいませんし、私も概ね同意です。 が。 すでにこの手のことは今までにさんざん言われているんですよね。 いわば「批判エッセイのテンプレ」と言いましょ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ