表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
風音  作者: ネルノア
4/7

第三話~一通のメール~

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

宛先:伏見(ふしみ) (あゆむ)

件名:   

メール本文:久しぶり。

俺とお前が学校辞めて1年位が経ったのかな。

あの時は...色々すまなかった。

俺はお前に本当に感謝している。だからもう一度会って話がしたいんだ。

返信はお前に任せる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

優太「メール送信っと!」


メールの送信と共に昔の記憶が蘇る


幼稚園の頃公園でどちらが綺麗な泥団子を作れるか競った事。

小学生に成りたての頃は登校時にはきまって石蹴りをして最終的には親に見つかって禁止になった事。


小学校高学年になってからは余り体が強くなかった俺にプリントを家まで渡しに来てくれた事。


中学生の頃は性を意識し出して、女子の前でかっこつけたりしてたっけ。

卒業式では卒業までには彼女が出来ると思い込んでいた自分がいてある意味で涙が出たなw


高校生になって歩と同じクラスになって本当にうれしかった。

しかし俺は体調不良で高校を休みがちになって、クラスの奴らとは関係を余り築けなかった。

そして学校へ行くとクラスのリア充が俺を苛め始めたのがきっかけで、

それ以来クラスの奴らからも苛められるようになった。

しかし歩だけはただ一人俺のことを守っていてくれたんだ。


そこからだった。歩も苛められるようになったのは・・・。

無論。歩も苛められたのは俺のせいだった。


優太「歩には本当に申し訳ないな。俺はお前にいつも頼ってばかりだったよ。」


優太「俺は無理に歩について行って歩の足手纏いになっていたんだ。」


優太「だから、今度は俺がお前を連れていく番だ。」




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ