第二話~記憶~
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=優太が小1の頃=
優太幼「い~っち、に~っい、さ~っん、し~っい・・・。」
歩幼「どこに隠れようっかなー。あっ!あそこの岩の後ろに・・・。」
優太幼「どこに隠れたんだ~?・・・。」ドンッ
同学の小6「おい、お前何ぶつかってんだよ!」
優太幼「うぅ・・・。痛いよぉ・・・。」
歩幼「あれっ!?優太が大きな人に苛められてる!助けなきゃ!」
同学の小6「おいお前謝れよ!おい!おい!」キャハハ
優太「うぅっ・・・。うっ…。」
歩幼「おい!優太を苛めるな!」
同学の小6「あ?なんだお前。お前も苛めてやろうか?」ドンッ
歩幼「うっ・・・。」(でもこれで優太が苛められずに済む・・・。)
同学の小6「ハァハァ。もうこの辺にしといてやろうじゃねえか。」
歩幼「ハァハァ・・・。優太・・・。大丈夫?」
優太幼「うぅ・・・。歩・・・。ありがとう・・・。」涙ポロポロ
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BUMP「見えないものを見ようと~して~」ブーブー
う~ん・・・。なんだこの感覚・・・。
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優太「・・・。何か懐かしい夢を見た気がする。まぁいいや!起きるか!」
スマホの画面にはアドレス帳が開いてあった。
優太「あ~、歩のアドレス探してる内に二度寝しちまったんだっけなwてかもう12時かよッ!」
最近こんな調子ばかりだ。朝早くに目が覚めるのだが、結局体が起きるのは昼時である。
PCの画面には○ちゃんねるが堂々と開いてあった。