恋愛時計
ボロボロ古びた時計店
隅っこにある 錆びた時計
興味津々 手を伸ばした
そして君と出会ったんだ
チクタクと鳴り響いた
時計の目の前で 僕らは
触れ合った手を引っ込めては
「ごめんなさい」慌てふためいた
ドクドクと音が鳴ってる
これは時計?それとも心臓?
混乱ランラン 訳もわからずに
「お茶でもしませんか」
何やってんだ?何言ってんだ?
世界は廻るよ グルグル廻る
時計の音は鳴り止まずに
ドクチクドクチク 鼓動と重なる
僕の物語の色は甘く
甘く そして創られてく
さあ始めよう いや止めよう
お願い 恋愛時計
止まれ時計の針よ
僕の物語を止めておくれ
幸せのこの刻を
永遠に続くように
可愛い君の笑顔を
見ていたいんだ 恋愛時計よ
月日は過ぎ去り時計店
あれからいろいろありました
春夏秋冬 アルバム見て
「馬鹿やったよね」笑いあった
チクタクと鳴り響いた
時計の目の前で 僕らは
触れ合った手をさらに重ねて
「大好きだ」照れながら言ったんだ
ドクドクと音が鳴ってる
これは君の音?僕の音?
幸せな日々 そんなときに
「さようなら」君は告げた
どうしてだ?答えてくれよ!
世界は廻るよ 歪んでは廻る
時計の音は鳴り止まずに
ドクチクドクチク 鼓動と重なる
僕の物語の色は苦く
苦く そして壊れてく
さあ終わろう いや戻ろう
お願い 恋愛時計
戻れ 時計の針よ
僕の物語 巻き戻しておくれ
幸せだった思い出を
僕に返しておくれ
大好きな君の笑顔を
返してくれよ 恋愛時計よ
独り寂しく ここ時計店
気がついたら何故かここにいた
全てここから始まった
たまらなく胸が疼くな
隅っこにある錆びた時計
針は既に止まっている
針に挟まっていたのは
一通の手紙だった
拝啓 愛しのあなたへ
忘れられない思い出の場所
もっと一緒にいたかったな
だけどそれを時間が許さない
でもね 刻のない世界を
望んだことはないんだよ
だって そんな世界はきっと
つまらないものだから
時間がない 悲しまないで
私はずっと傍にいるから
だから勇気を出して
針を進めて
生きてください
大好きだよ
進み出せ 時計の針よ
僕の物語を進めておくれ
幸せの刻 君の笑顔
全てを糧にして
僕は生きていく
だから 安心して
笑っていてよ
大好きだよ
ありがとう
恋愛時計よ
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