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01 双子のかぐや姫

かぐや姫伝説。数千年に一度、月から天女が舞い降りて竜の国に平和をもたらすとされる。


竜王グリエルは歓喜した。双子を『神楽かぐら紫苑しおん』と名づけ、大切に育てた。



そして10年の月日が流れ・・・。


神楽と紫苑は、教えたことは何でも吸収し、恐ろしいまでの戦闘力を身につけていた。グリエルは姉妹に振り回されたが、怒ることはなかった。二人が基本的には良い子だったからだ。


しかし二人はある秘密をかかえていた。


妹の紫苑に未来を視る力が備わっていたことだ。神楽がどこに隠れようと紫苑はあっという間に見つけてしまう。鬼ごっこなど勝負にならなかった。神楽は腹を立て、文句をいった。


「絶対ずるしてる、おかしいよ紫苑!」


しばらくのあいだシラを切った紫苑だったが、ついに根負けし、秘密を話した。


「実はわたしね、未来が視えるようになったの。初めはほんの数分。それがだんだん伸びてきて、今は1年先くらいの未来まで視えるのよ。」


神楽は笑った。


「ハハハ、何いってるの?そんなことできるわけないじゃない。」


紫苑は表情を変えなかった。


「本当に?」


「うん」


「グリエルに相談してみる?」


「それは絶対だめ。グリエルを心配させたくないもの。」


読んでくれてありがとうございます。


つづきを見てくれる方、ブックマークいただけるとうれしいです。


最終話までがんばりますので応援よろしくおねがいします!

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