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00 竜の国


ここは竜の国。


険しい山に囲まれたこの国は、厳しい自然環境が人間の侵入をはばみ、高い知性をもつドラゴンを中心とした独自の国家を築いていた。


竜の国に王は存在せず、また法律も存在しない。


数百ものドラゴンが、それぞれを尊重しあい静かに暮らしているのだった。


満月の夜、大森林に住むドラゴン、竜王グリエルは、森の中に金色に輝く竹をみつけた。


グリエルが慎重に竹を割ると、何と、中には双子の女の子が。


「なんと可愛らしい。まるで天女のようだ・・・。」


「もしかしてこの娘たちは伝説のかぐや姫ではないのだろうか?」


読んでくれてありがとうございます。

つづきを見てくれる方、ブックマークいただけるとうれしいです。

最終話までがんばりますので応援よろしくおねがいします!

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