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XXX日後に呪われるだけの誰かさんの日記  作者: 寝舟はやせ
日記
13/97

おとし物


 道を歩いてたら、落とした目玉を探している人と遭遇した。

 六個あるから四個くらい良いんじゃねえかなと思ったが、『こっちのは飾りなんです……』と言うので仕方なく探してやった。

 何やったら四個も目玉落とすんだよ、と思ったが、近所の地蔵の前に串に刺さった目玉が四つ、団子みたいに並んでいたので、その場で解散した。


 堕とした方ならちゃんと言え。

 危うく巻き込まれるところだった。


 ところで。

 なかなか召し上がらないもので、見てない間に幾度か味変されていた。

 チーズとケチャップはお気に召さなくて、餡子は断固拒否で、味噌でようやくだった。

 辛党なんかな。


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