表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
97/534

ある男達の末路 3

 それはゴブリンの群れである。パッと見ても二十匹近くは確実にいる。

 全く逃げる隙間もない。

 「な、なんだよ。お前らは!?」

 とルサールは慌てふためきながら言う。

 しかし、ゴブリンからの返事はない。

 全員が鋭い眼光で睨み付け、牙を剥き出しながら唸ってきている。また手にした太い枝を棍棒の如く、振り回して威嚇してきた。

 ルサールは小さな悲鳴を漏らす。ふと背後の魔物の亡骸を一瞥すると、脳裏にはノイマンの言葉が過り、「魔物を手負いで逃がしやがって、大変な事になるぞ!!」と言う意味を理解したのだった。即座に愛刀を握りしめて相手に刃先を向けながら出鱈目に振り乱す。

 「こっちに来るんじゃねぇ!!」

 「グギャギャ、グギャ。」「ゲギャ、ゲギャ。」

 それでもゴブリン達は怯む事なく、一歩ずつ、にじり寄ってきている。まるで示し会わせた様に、距離を詰めてくる。

 全く止まる気配はない。

 ルサールは圧倒されて、たじろいだ。

 ほぼ同時に、一匹のゴブリンが吠えながら、飛びかかる。

 それを合図に、他のゴブリン達も次々と突撃してきた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ