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山での攻防 後編 21

 その様子に全員が首を傾げると、互いに顔を見合わせている。

 再びテッドが「おい、どうしたんだ?」と問いかけてみている。

 それでもノイマンの様子は変わらない。

 やがて俺は我慢の限界に達し、思いっきり舌打ちする。さらにはノイマンを睨み付けながら、悪態をつきだした。

 「なんだ、ずぶの素人が称賛されているのに、ランクの高い自分は役に立たなかったのを気にしてるのか?」

 「…………。」

 「けど仕方ないよな。…実際には最後も泥の上で寝てたんだしな。…ダッセェ奴だよ、お前は。…自分の態度で周りに疎まれて、挙げ句の果てに皆に迷惑掛けまくったんだからな。…」

 「…うるせぇな!!」

 次の瞬間、ノイマンも苛立ちを露にし物凄い形相で拳を振り上げていた。だが徐々に腕を下ろすと、

 「あぁ、そうだよ。…その通りだ!!…悪いかよ?!」

 と、大声で言い出す。なんとも罰が悪い表情をしており、眉間の皺が深く刻まれ険しくなっている。

 どうやら流石のノイマンも、今回の件で参っているのだろう。

 だから俺は余計に腹が立ち、わざと聞こえる様に言い返した。

 「で、今回の事で死にそうになり、…今になって後悔して、…その見た目に似合わずに、うじうじとしていると。…何を今更、ビビってんだよ。…この脳ミソ筋肉野郎が!」

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