表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
88/534

山での攻防 後編 17

 「ヒルフェくん!…大丈夫かい、…えぇ?!!」

 「ボアの方が倒れていやがる!?…こいつ、ボア以上の化け物じゃねぇの?」

 と背後の森から、人の気配がする。

 俺は気がつき、後ろを振り返った。

 すると薮の中から、ノイマンとテッドが姿を現した。さらに此方へと近づいてきた。

 彼等も後を追いかけてきたようだ。

 二人とも身体に包帯が巻かれて、治療を施されている。

 俺は安堵の溜め息を吐いた。

 やがてテッドやノイマンは、近くまでやってくる。

 ノイマンが辿り着くと、目を見開いていた。

 「し、しかし。…チャンスだ。…このまま皆で動きを封じよう。」

 とテッドも即座に指示をする。

 それから全員で、ボアの周りを取り囲んでいく。三方向から、狙いを定めている。

 ちなみに奴の正面に俺がいる。

 左にはノイマンがおり、右にテッドがいる配置である。

 ボアは未だに暴れており、起き上がろうと躍起になっていた。

 まず先んじて、ノイマンが大剣で斬りかかった。

 ボアは身体に攻撃を受けると、怒りで周囲に吠えて威嚇してくる。

 魔物の視線が外れた瞬間に、テッドは沼の泥を巻きこみながら地面を蹴り上げた。

 ボアの片目に泥が掛かり、大声を上げて余計に暴れ回る。

 「よし、視界を潰したぞ!!」とテッドが喜んでいた。

 「…この、大人しくしやがれ!!」

 ノイマンも大剣を振り上げながら、勢いよく迫っていく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ