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二章 ギルドの屋敷のあれこれ 4
「で、二人共。…此方にいるのがヒルフェ君だ。…前に話していた私の孫だよ。…これから著しくは一緒に暮らす事になるから、仲良くしてほしいな。」
一方で、ーーリキッドが今度は、俺の説明をしていた。
すると同時に、辺りは騒然としだした。
若いメイド達は、またしても小さくかん高い声をあげて、はしゃいでいるようだった。
「ほえ?」
「なんですって!?」
そして、目の前の二人も対称的な表情を向けてくる。
ヒナは爛々と両目を輝かせている。
対してキリエは苦々しい顔で驚愕し、
「…私は反対です!!」
と、すぐさま顔を真っ赤にしながら怒鳴りつけてくる。
「えぇ?!…どうしてだい?」
「この男が粗暴な奴だからです!!…ヒナ様に対して、何をしてくるか解らないじゃないですか!!」
「あぁ?!…んだとコラ!!」
その言葉に、すぐに俺も凄んだ。聞き捨てならない台詞だった。
キリエもヒナを庇う様に前へに出てきて、椅子の横から抱きしめると、厳しい言葉で、さらに指摘してくる。




