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2話 一章 始まりの街【ビーギニング】と、二人の少女 15

 「な、何だよ、…それは。」

 俺は訳が解らず、首を傾げながら頭を悩ます。恐る恐るとダフネを問いただそうとする。

 その寸前に、またしても二階の方から扉の開く音が鳴り、

 「あぁ!!…ここに居ましたか、ヒナ様!!…」

 と誰かを呼ぶ別の少女の声がした。

 俺達は、再び階段の方へと振り向いた。

 二階部分には、スーツ姿の勝ち気そうな女がいた。よく見れば、長い髪を一つに束ね、腰には刀を携えている。

 「あ、リエちゃん。」

 と、再従妹の少女が呼んでいた。

 すると勝ち気そうな女は、長い髪を振り乱しながら駆け足で階段を降りて、一階にやってくる。さらに再従妹の少女の目の前で跪くと、

 「…お部屋から一人で出歩かないでください。…ヒナ様に何かあったら、心配で仕方ないです!!」

 と言いながら、手を取って握りしめだす。流れる様な一連の動作だった。

 まるでこの娘に傅くのを己の使命だと、体現しているようである。

 その様子に、俺は唖然としながら見つめていた。

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