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エピローグ それからの、これからの。4

 そうして俺達は、ギルドの扉を抜けて建物の中に入った。

 施設内では、前回の訪れた時と同じく、冒険者達が屯していた。各々が自由に過ごしているようだ。

 普段通りにカウンターで仕事の受注を受ける者や、テーブル席で酒を酌み交わす者達もいる。

 まるで試験での騒動が始めから無かったようである。

 だが俺が辺りを眺めていると、誰かが駆け寄ってくる気配を感じ、其方の方に振り向いた。

 それは、試験官の職員である。

 「あぁ、ヒルフェ様。…お待ちしておりました。…あちらの席でリキッド様がお待ちです。」

 と彼は辿り着くや否や、此方を促してくる。

 ダフネが後に続いて歩きだす。

 俺も続いて移動していく。

 すると中央のテーブル席にやってきた。最初に訪れた時に、ノイマン達が突っかかってきた場所である。

 そこには既にリキッドが座っており、天板に突っ伏しながら項垂れているようだった。明らかに疲労しており、顔色が青白くて覇気がない。しかし、此方に気がつくと無理矢理に上半身を起こして、声を掛けてきた。

 「やぁ、ヒルフェ君。…待ってたよ。」

 「あぁ、…」

 と俺も短く返事をすると、おずおずと問いかけた

 「大丈夫か?…じいさん?」

 「はは、多少はね。…もう年かな。」

 と、リキッドの答えはただ相槌を打つだけのようである。続け様に隣の席の椅子を引き、手で座る様に示してきていた。

 俺は素直に指示に従い、着席する。

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