〜不遇の運命、新天地〜
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「……にしても、どこまで歩いたら街が見えてくるんだ……?」
小屋の方から私は小一時間歩き続けているがそもそもこの平原を抜ける気配がない。この辺とかならありそうな盗賊集団とかにも襲われることもなくこられていることはいいことなのだが……。
流石の私も疲れてきたのだ。ぶっ通しで歩き続けたのが悪いのはわかっているのだが早く宿屋なり何なり屋根のある場所に留まりたいのだ。
そもそも日本語が通じなければ一貫の終わりなのだが。
「ほんと、さっさと街見えてくれないとぶっ倒れるよ、私……」
疲れが尋常じゃないしそもそも飲食さえもしてないのだ。
その上今まで運動なんてしてこなかった体なのだ。もはや老体に鞭打ち付けて無理やり駆動させている感が見えてくる。
近くに生える木の影に座り込む。ちょっと昼寝して休もうかな……。
そう思った私だったが、寝てしまえば夜という刻限に近づいてしまうことを勘付いた私は座り込むまでに済ませる。この辺りに電灯みたいなものはないから夜になってしまうと何も見えなくなってしまうだろう。太陽の位置を見る限り大体タイムリミットはあと、6時間程度だろう。季節は何かわからないがそれでも暗くなって仕舞えば道が真っ暗になるのは火を見るより明らかだ。
「仕方ない……。体力消費は大きいけど、走るか……」
そう思った時だった。
「お前、ここで何をしてるんだ?」
「ひゃひっ!?」
突然後ろから声をかけられる。後ろを振り向くと私の頭2つか3つくらい大きい長身の男性が立っていた。
「え、あの、えっと……」
「……?どうしたんだ?」
「あ、すいません!」
私は怖くなってその場から駆け出した。
「待て!」
しかしその男は私の腕を強引に掴み引き寄せてきた。一応これでも乙女ではあるんだから丁重に扱って欲しいものなのだが……。
「なんですか……?私は悪人でもなんでもないですよ……?」
「ならなぜ逃げる?そもそもこの辺りは君のような少女が一人でいたら危険な区域なんだが」
「そうだったんですか……。それより、私は別になんともないのでお気になさらず」
「……もしかして……。確認するか」
急に尋問されキョドる私を差し置いて突然独り言をぶつぶつ言い始めた。私はさっさと街に向かうか、と思いながら私はこっそり抜け出そうと思った。が、ぶつぶつとつぶやく声が途切れたのに気づき逃走を諦めることにした。
「君は……この世界の人じゃ、ないかい?」
「……えっと、突然何かと思ったら頭がおかしくなりました?」
急に面と向き合って聞いてくるからどんな大事な話かと思ったら、私がこの世界の人ではない?
ほぼ確定でそうだろう。
それなら先の硬貨に書かれた謎の読めない文字の問題も納得がいく。
「……まあ、多分そうでしょうね。突然光に包まれてから——」
「やっぱりか……。なら逆方向に行かなきゃいけないな」
「……え、もしかしなくともここまで来た努力はほとんど無意味ってことですか?」
「悲しいけど、そうことになるね」
「そう、ですか」
この人が来てなかったらこの結末のない旅路をどこまで進むことになっていたんだろうか……。
そう考えると少し怖気を感じた。
「あの、少しお願いがあるんですけど——」
「はぁ……。本来なら料金が発生するんだが、今回は特別だ。ノルバーまで乗せてってやるよ」
「っ、ありがとうございます!」
こうして私はとりあえず宿屋やらなんやらを確保できる、手筈だったのだが……。
「ちょーっと待ってー!!」
「嫌だねっ。この武器は私に必要なんだから!」
「久しぶりの喧嘩か……。あぁ、たまにあるから気にしないでね」
私は唖然としていた。
人間が浮いてることもそうだし一人は人間が出していい動き方してないしもう片方も瞬間移動してる……?しかも魔法らしきものも使ってるし……。
「あのー、お二方ー、すみませんがお時間よろしいですか?」
「「ごめんだけど無理!」」
「……わかりました」
「え、今の間なに!?しかも私のことは!?」
もはや情報と状況だてんやわんやになってきて頭がこんがらがってきた頃にはまた移動をし始めていた。
「えっと、今どこに向かってるんですか?」
「ノルバーの新城だよ。今まででここの形の城郭の形は見たことないよ……」
私は暗幕から顔を出す。すると私のとっては見慣れた形の城があった。
「……ここの国王か何かも、転移者なんですか?」
「そうだよ。あそこで喧嘩してた2人が主にそうだね」
「国王同士の、しかも同国内での喧嘩って……。そこで内乱起こっちゃダメでしょ……」
目の前に広がる江戸城のようなものを眺めながらそう言う。日本人がここに来てるのか……。
もしかしたら仲良くなれるかな、と思っていると。
「着いたよ。さてと……」
「ん、どうしたんですか——」
「いや、自分にはどうしても苦手でね……。この国って強い人とかが国の重鎮になることが大半なんだよ」
「?はい」
「ここってなぜか転移者が多くくるし、しかも能力が強すぎるんだよね……」
「……つまり?」
長々と、そしてめちゃくちゃ城の扉を開くことを躊躇っている様子の男。私ははあ、とため息をつきながら背中をちょっと強めに叩く。
「開くけど、いいよね?」
「あ、ちょっと待って——」
「え?」
聞きながら扉を開けていたから私は急に動きを止める、が自動で開いていく扉に体制を崩させられる。
「うぎゃっ」
「ふぇっ?……ち、ちょっと待ってぇ!」
「え、ま、ちょぐえっ」
……この国てんやわんやが過ぎやしませんかね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回は面白かったでしょうか?あんまり上手とは言えないですが日々精進していくつもりなので改善点やここを伸ばしたらいいと思うなどの指摘等ありましたら是非コメントにて教えてくれたら嬉しいです。
そしてこの作品に評価してくれたらモチベーションに繋がるのでしてくださる方はしてくれると幸いです。




